農村のお正月とカマド講習🎍🌾
迎えた、新たなる年、2022年🌅✨
元日の携帯には、マダガスカルの農村の方々からの、心温まる新年の挨拶メールもいただいて🙇♀️
日本にも、年賀状が何枚か届いていたと、家族から連絡が^^🌈
その一つ、私が青少年活動をしていた際、小4だった女の子からも☺️
もう高校生に✨
当時のニックネームで呼んでくれるのも、とても嬉しく懐かしく🥰
お返事は、時間はかかれど、マダガスカルから送ることに…^^🍃📮
(🔼アンチラベの郵便局🏣)
そんなほっこり嬉しい新年の、協力隊活動のスタートは、1月3日から✨
新年最初に訪れた先は、、年末に雨の中の農村訪問納めをした(12/28ブログ)、"アンドラヌマネラチャ"のモニカさん宅へ🚲
ここ一週間ですっかり雨季らしくなり雨が多いものの、この日の朝は、有難く晴天に☀️🌈
(朝から雨の場合は、農村訪問なし💡)
(🔼恵みの雨で、田畑が潤ってきました✨)
今回の訪問内容は、午前中にお正月料理作り・祝い、午後に改良カマド講習会☺️🍽
通常は、1月1日に豪華な昼食を作って食べるらしいが、私に農村のお正月料理を知ってもらうのと、一緒にお正月を祝おうと、モニカさんが提案してくれました😢💓
(たまたま、1日は村でお葬式があったため、特に何もしなかったこのこと💡)
向かう道中、初めて見た、ドラえもんの絵が描かれたブスプス(人力車)に、目を奪われながらも、
無事にお宅に着くと、早速、お正月料理づくりを🍳
私が着いたのは、9時近くになるにも関わらず、まずはお正月の朝食づくりから😲
朝食は、ご飯を柔らかく煮て、その上に豚肉?の小さな切身(弾力あり)をのせたもの🍚
朝ごはんの後は、メインのお正月のお昼ご飯作りを☺️🌈
と、モニカさんから、2階ベランダにある台所のに来るよう言われて💡
行けば、今から、鳥料理に使う鳥を捌くとのこと😲🦆
道端のお店でも、鶏肉が形のまま吊るされているのはよく見るものの、
捌くところを見るのは初めて💦
生きたままの鳥を、最初に捌くのは、モニカさんの旦那さんのお仕事👩🌾
台の上に載せ、頸動脈を切って静かになるのを待つよう…
騒ぐ声は殆どなく、直視できないままいたところ、あっという間に、
"マティ(亡くなった)"とのこと…
小さい子も含め、日常の光景として、全く平気な様子💦
私が驚き怖がっている様子を見て、皆温かく、笑っていました🌈笑
(私が日本でも食べていたお肉は、こうした過程を踏んでからこそ、食べ物としていただけ、私たちの血や肉になるのだなと、有り難さを実感🙇♀️)
その後は、鳥をそのまま熱湯で湯がき、
すぐ取り出して、羽をむしる作業を。
これは親族と思われる女性の方が、手慣れた手つきで、これまたあっという間に綺麗に😲
(🔼今回料理に使用するのは3羽。私が全行程を見たのは一羽🦆)
続いて、メインの台所はとても狭い為、
居間の机の上で、皆で野菜や鶏肉等々の、下準備を🔪
鶏肉は、これまた手慣れた手つきで、内臓等々も取り出し、処理を。
(どうやら、心臓と大腿骨の部位は、感謝の念を表すために別に取っておくよう💡)
人参、ジャガイモ、玉ねぎなどの野菜は、まな板がなく、器用に手に持ったまま、サイコロ状に🥕
私は、初めての、マヨネーズ作り副担当☺️
教えていただきながら、卵黄1個と油をひたすら、同じ方向に混ぜて🌀
ほっこりしたのが、混ぜる道具は、泡立て器ではなく、フォークにミニ玉ねぎを刺した手作り泡立て器😊
最初は暫くムラムラ(ゆっくり)、途中から素早く🌈
後半に、お塩とビネガーも入れ、油を少しずつ最後まで足していき、白くなったら完成✨
ひたすらかき混ぜ続け(私はちょこちょこ交代してたまに笑)、かれこれ1時間以上かけ、完成したマヨネーズは、手作りドレッシングのサラダも添えた、人参とジャガイモとパスタの和物に🍽
マヨネーズは買ってくるものではなく、時間をかけ作る、豪華で贅沢なお正月料理の調味料ということを知りました☺️🌈
その他の料理も、約3時間かけて全て完成✨
目の前で捌かれた鳥は、唐揚げに🍗
今まで食べた中で一番おいしいと言っても過言ではない、驚きの唐揚げ料理✨
味付けは、塩、サカマラウ(香辛料)、トングルガシー(ニンニク)だけと言っていたにも関わらず、まるで、特製ダレでも使ったような濃厚なお味😲
唐揚げ、サラダ、マヨネーズ和え、ご飯、ご飯にかける葉物スープ(味は殆どありません。水分が少ないお米を食べやすくするために、日常的にご飯の上にかけて食べるようです^^)の5種が揃って🌈
いただく前は、必ず、目をつぶって感謝の言葉を唱え、お祈りを✨
その後、大盛りご飯も、おかずをお代わりして、全て有難くいただきました🙇♀️💓
お昼にお腹いっぱい食べ、夜からはまた質素なものになるそう💡
"これが、我が家のお正月よ"と、モニカさん☺️🍃
一年に一度の貴重な経験をさせていただきました🙇♀️✨
なお、食事完成を待っている間、子どもたちは、元気いっぱい💓
布でファッションショーをやったり、櫛でしきりにヘアースタイルを整えて見せてきたり、とっても可愛らしく🥰
ご飯の後は、雷も遠くで鳴はじめ、雲行きがかなり怪しくなってきたため、急いで改良カマド作り講習を開くお宅へ🚲
行けば、10名ちょっとの大人の方々と、4〜5名の子どもたちが集まってくれていて🌈
着くや否や、早速、用意してくれていた材料で、自身の第2回目となる、改良カマド作り講習会を、モニカさんと一緒に実施✨
今回は、男性の方の参加も多く、皆で全ての工程を手伝ってくれました🥰
途中、雨が降りだしたものの、45分ほどで、あっという間に完成✨
皆の力で、とても立派で綺麗なカマドができました💓
帰り際、グループの女性の方から、感謝の言葉もいただいて🥲💓
私は大した事はしておらず、寧ろ、貴重な機会や受け入れてくれてありがとうの思い🙇♀️✨
"どういたしまして"という言葉は出てこず、"ミサウチャ アナレウ クア アウ(こちらこそ、ありがとう)"とのお返事を^^🍃
奇跡的に土砂降りにならず、雨もやみ、モニカさんとも別れを告げ、無事に帰宅☺️🌈
新年早々、農村での貴重なお正月体験や改良カマド作り講習で喜んでいただけ、有難い新たなる年の幕開けとなりました🙇♀️🍃✨
たくさんの溢れる恵みと、
素晴らしい貴重な時間やご縁に、
心より感謝します☺️💓
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