雨の農村訪問〜ふりかけと卵焼きと上を向いて歩こう👟✨〜
2022.1.20☺️🍃
アンチラベに配属し、丸3ヶ月となる一日前✨
ここ最近、先月までの雨不足とは打って変わり、朝から丸一日続く雨や、急な雷雨も頻繁に起こるように😲
(首都近郊では、洪水の被害も深刻なよう😢被災された方々へのお見舞いと一刻も早い復旧を心よりお祈りいたします🙇♀️)
それに伴い、停電と共に、季節は夏のものの、日 低温の日も続くように❄️
そんな中、昨日から続く雨降りしきる中、心晴れやかに、早朝から約30km先、アンツアタニーの農村訪問へ👟✨
(🔼アンチラベの市場で買ったお気に入りの長靴が大活躍☂️🌈)
今回は、初めて使うレンタカーにて🚗
以前は自転車で行っていたものの、雨季や荷物の多さから、車を借りて行くことに☺️
(マダガスカルのレンタカーは、運転手付き^^)
朝6時出発の約束をし、支度をして待っていると、何と時間ぴったりに自宅にお迎えが🌈
(正直、驚きました😲)
とても穏やかで、物腰柔らかやな運転手さんと共に、目的地の農村へ出発🚙
連日の雨で悪路(コンクリートの道も破損や陥没箇所が多々)がさらに増し、おまけに、早々に、レンタカーの運転手サイドのワイパーが故障🪛笑
雨と蒸気で車の窓も曇る中、一本のワイパーだけで、ゆっくりゆっくり…
車に揺られること、1時間と少し☺️
早くに家を出たこともあり、約束の時間よりも早く、無事到着^^🌈
車の中で待たせてもらい、時間になったところで、農業普及員ポーランさんの元へ^^
(約束の時間になるまで待っていたことに、驚かれました^^)
早速、ポーランさんと、近くの女性グループの拠り所と思われるお宅へ👟
(🔼雨が降っていても傘をささずに移動^^笑)
中に案内され、そこにいた女性の方々と、これから作る料理の相談を☺️
考えていたのは、手軽に栄養補給ができる"ふりかけ"とふんわり甘い"卵焼き"^^🥚
ふりかけは、朝昼の食事がお米だけ(炊いたご飯にお湯と砂糖をかけて食べるなど)等という実態も見聞きしたため、少しでも日常で手軽に、栄養バランスの取れた食事が取れないかと思ったため🌈
日本製の乾いたふりかけと水分を含んだふりかけ(そぼろ)や、自宅で作った小魚や小エビやお豆を細かく砕いたものも用意しつつ、今回は、お肉と生姜のそぼろを作ってみることに☺️
必要な材料を聞かれて、相談しながら答える中で、調味料で"醤油"があったら便利だなと思い、念のためあるか聞いてみる(スーパーでは中国製のものが販売されています^^)ことに🌈
と、予想外あるとの反応、、
不思議に思いつつ、材料を用意してもらっている間に、ポーランさんと色々なお話を^^
まずは、先日作った活動報告を兼ねた新聞第一号(1/10ブログ)を手渡し☺️
恥ずかしながらも、うんうんと頷きながら、全て読んでくださいました🙇♀️
その中で、私の活動内容に関し、商品開発と販路開拓について、新たに強く反応を示されて😲
どうやら、農作物を作っても、売る場所や売れる場所が中々ないとのこと🤔
また、農村には、"プロモーター"がいないとのお話もいただいて💡
(プロモーターとは、“企画を行いプロモーションする人”。プロモーションとは「消費者の購買意欲をあおるための活動(販促・広報など)」のこと。プロモーターは生産者が作った商品を消費者が購入したくなるように、消費者が何を求めているのか、どうすれば消費者の目に付くのか等企画し、プロモーションしていく役割の人)
まさにコミュニティ開発の活動であり、"販路開拓"の必要性も感じつつ、歴代先輩隊員方々も調査し取り組もうとしても現実厳しい部分が多く、私が現時点で見聞きしていている中でも、すぐには解決策がイメージできず…🍀
国全体の8割ほどが農業に従事しており、農作物は安値で希少性も低く、品質や量も決して良質や安定しているわけではなく、運搬も、農民の方々が簡単に即座にできるわけでもなく…💡
栄養改善等々以外にも、色々と考える有難い機会にもなりました🍃🌈
そして、更に、事前に作って持参した、11の質問を書いた"幸福度&生活改善調査"シート記入のお願いを^^
この調査は、生活が貧しいと聞く中、その背景や深層心理はどんなものか、本当の豊かさとは何か、そして、生活改善の実態や今後私ができる事は何か等を探っていくためのプチ調査☺️
日本で暮らしてきた中で学んだ脳科学や心理学も活かし、困っている事などのマイナス面よりも、プラス面にフォーカスすることで、より拓き次に繋がっていく効果も💫
"あなたは今幸せですか?"の質問では、普段そのような事を考える機会がないようで、即答で"幸せではない"と答えつつ、一度書いたものを消し始め、ゆっくり考える時間がほしいとのことで、来週会う際に提出してもらうことに☺️🌈
(そこまで真剣に考え答えてくれようとする姿に驚きと感謝を^^)
そんな事をしている間に、材料が集まり、早速クッキングスタート^^✨
と、材料を見ると…
お願いした牛の挽肉はなく💡
聞けば今日は売っていなかったとのこと💦
そして、醤油は…
荒ごしの豆乳が😲
確かに言葉では、"ソイソース"や"ソシースジャ"で、
"大豆ソース"💡
やはり、醤油を調理に使う文化や習慣はないということが、改めて理解を^^笑
(ある調味料は、基本、塩・砂糖・胡椒とたまにビネガー)
ということで、急遽予定を変更し、家の片隅に置いてあった野菜で豆乳スープと、卵焼きを作ることに🌈
(一瞬どうしようかと笑。ある材料で無理なく^^)
まずは、水汲みとかまどの火起こしから🔥
水は、家の近くの共同水道から汲んできたものを🚰
調理場所は、家の玄関外と入ってすぐのスペースにて^^
火の準備ができた後は、炊飯の準備とセットをし、
(🔼お鍋に入れる前に、お米をふるってから^^)
卵焼き作りを🍳
マダガスカルであるようでない、卵焼き料理💡
溶いた6つの卵に砂糖と塩少々入れ、油を敷き熱したフライパンに、少しずつ卵を流し込み☺️
丸フライパン(取っ手もなし)で作るのは初めて💦
炭の火力も強く、焼き加減や形を整えるのに集中しながら笑
4〜5回ほどに分けて巻いて形を整え、何とか完成✨
お皿の上でそっと切ってみれば…
想像以上に形になっており、嬉し驚き☺️💓
最後は、盛り付けの見映えをきれいに整えて🌈
次は、野菜豆乳スープ作りを🍲
家にあった野菜を切って炒めて、水と荒ごしの豆乳を加え、味付けを^^
作って持ってきていた小魚を粉砕したものも加え、ちょっとした出汁代わりに☺️
スープ完成後は、農民の方が、魚料理と野菜サラダも作ってくれました^^
(他の農村でもよく出る人参サラダの作り方が分かりました^^)
なお、魚料理を作る工程で、最初に多めの油で焼いて(揚げて)おり、それを砕いてお塩と混ぜればふりかけになることを発見し、伝えてみたところ、なるほどといった様子に☺️
全ての料理が出来上がり、早速、有難く感謝しながらのランチタイム🍽
持参した既製品の日本のふりかけも、3種類ほどご飯の上にかけ、皆で実食☺️
卵焼きと共に、美味しい✨と言ってくれました🙇♀️
なお、豆乳スープは、深いボウルのお皿はないとのことで、ご飯とおかずをよそった同じ平皿にて🍽
恐らく、スープ単体として飲むより、洗う食器の数や水も節約でき、かつ軽く粘り気もないマダガスカルのお米を食すのに適した食べ方と、改めて理解を☺️
(🔼他の農村やお宅でも、ご飯とセットで味のない葉っぱ入りスープが大皿で出てきます^^)
ランチの後は、日本語&音楽教室を☺️🌈🎼
曲は、日本の名歌、"上を向いて歩こう"✨
"つらい時でも上を向いて幸せを感じて生きていこう"といった歌詞の意味を伝えて^^
一番だけの日本語歌詞カード書いて配り、バイオリンと共に歌と日本語のプチレッスン🎶
発音の難しさや恥ずかしがりながらも、何度も繰り返すうちに、形になりました☺️✨
嬉しい事に、そんなに乗り気でないように見えた方も、終了後、無意識に口ずさんでおり、お互い笑い合って🥰
帰りの時も一向に止まない雨の中でも、心晴れやかに🌈✨
感謝を伝え合い、次回の約束をして、さよならを^^💓
お土産のミニ桃も沢山いただき、
最後まで、手を振って見送ってくださいました🙇♀️🌈
帰路も、運転手さんのゆっくり慎重な運転で、無事帰宅☺️🚗
🔽その他備忘録🍃🌈
JICAの数ある決まりやアドバイスの中で、"任地配属後3ヶ月推奨ルール"というものが😲
これは、禁止事項ではないが、任地に配属となった後は、活動や生活環境への順応に集中するため、3ヶ月間は、首都や他県への移動を控えた方がいいという推奨ルール。
他の同期隊員の方々は、元々首都近郊だったり、体調不良等でやむおえずの上京を余儀なくされたりとあった中、唯一、3ヶ月間任地に留まりました🍃🌈
相変わらず、家周辺の砂埃や排気ガスは凄いものの、ひとえに、アンチラベの環境や住民のお人柄、そして出張に来てはあたたかく声をかけてくださる日本人の方々のおかげと、心底感謝を🙇♀️💓
たくさんの溢れる恵みと、
素晴らしい時間やご縁に、
心より感謝します☺️💓
#JICA#海外協力隊#JOCV#2021年1次隊#マダガスカル#madagascar#アンチラベ#antsirabe#コミュニティ開発#草の根の活動#感謝