遂に、活動計画策定とバオバブ並木への旅行解禁🌈🌳
マダガスカルに赴任して半年、アンチラベに配属されて約5ヶ月🍃✨
🌸3/24 活動計画策定
🌸3/31 JICA渡航制限の緩和(国内旅行先緩和)
3/13でマダガスカルに来てちょうど半年が経ち、残り1年半の活動計画策定の時期が到来☺️✨
(🔼活動計画素案ノート)
赴任半年後に提出するこの活動計画(第二号報告書の添付資料)は、2年間の活動でJICAに提出する全5回の報告書のうち、2回目に提出するもの✍️
そして、残りの活動の道標となる、最も大切な機会🌈💓
そのため、自身でまず活動計画を作成した後は、配属先のカウンターパート(CP)と局長に確認後、JICAと配属先(CPと局長)と自身との三者協議を行い、合意と決定を🍃
その手配等々、行程が非常に学びにもなり☺️💓
CPと局長に事前確認も済ませ、3/24には、JICAの調整員さんがアンチラベに来られ、三者協議を☺️
(局長さんとの対面は、先方指定の約束通りには行かず、三度目の正直にて^^笑)
すぐに終わるかと思いきや、まだ20半ばで大学卒業後就任した女性局長のミティさんが、かなり詳細まで、意見交換やアドバイスをしてくださり、気づけば、約1時間😲
ようやく、今後の活動計画の合意をいただいて✨🌈
今回策定した活動計画は、主に三本柱🌳
①バイオガスの普及促進・設置コーディネート
②改良カマド・泥炭・料理教室等の生活改善の普及促進
③文化の交流・発信と調査等
①では、アンチラベでのバイオガス普及促進や装置設置に向け、現地NGOや日本・海外の大学、日本企業等とも連携し、配属先や農業普及員とも協働しながら、認知度や知識向上、主に技術者と現地農民とを繋ぐコーディネートを🌈
②では、生活改善の定番内容として、更に農村に普及促進を。特に料理教室では、特別に材料を用意して作るレシピに限らず、日常にあるもので健康で美味しく簡単に作れるようアイディア出しを🍳
③では、日本語教室やオリジナル新聞、SNS発信等を通して、互いの文化交流や、スポーツ・音楽等を通じての活動や交流、幸福度・生活改善調査等を通した異文化理解の深化を図ると共に、必要に応じ、現地住民と必要な機関に繋ぐコーディネートを💫
(🔼アンチラベ配属3ヶ月目からスタートした、主に配属先の職員や農業普及員さん向けのオリジナル新聞)
これらの3本柱を通して、ヴァキナンカラチャ県やアンチラベⅠ・Ⅱ郡の農村の生活改善を、地球環境保護の視点と共に、NGO等の産学官連携で、より多くの人や団体と関わり共創しながら、農民が主体的かつ継続的に実施できるように☺️
また、日本とマダガスカルの架け橋となるべく、日本の文化も適宜発信しながら、現地の人々と交流や絆を深め、異文化理解の深化を🌈
ゆっくり一歩ずつ、自分らしく☺️
"水"となり、爽風を🍃
そして、日は変わり3月の最終日…🍃
突如届いたJICAからの一通のメール📩
見れば、渡航の緩和措置が施行されたとの連絡が✨
今までは、首都と首都から車で4時間圏内(一番遠い場所がアンチラベ)しか隊員は移動ができなかったものの、今回、新たに「アンツィラナナ市」「ムルンダバ市」「ヌシベ」「セントマリー島」への渡航が可能に🌈(いずれも航空機移動のみ)
かの有名な、バオバブの並木が見れるのは、「ムルンダバ市」🌳
遂に、バオバブ並木等々の観光地への国内旅行ができるように🚗
(ただし、現在、空路の場合はかなりの高額で、便数も少なくかつ欠航も多いとのこと、、)
可能な範囲で、活動状況等も鑑みながら、少しずつ計画を💫
(🔼首都生活中に行った動物園のワオキツネザル)
沢山のあふれる恵みと学び
素晴らしい時間やご縁に
心より感謝いたします☺️💓
🔽その他メモ✍️
〜現時点で感じた日本と受入国の違い🌍〜
🔶①人との関わり方
他者に興味を持ち、初対面でも多くが積極的に関わろうとしてくる。(但し、日本人は中国人と思われていることが大半)
※道端のベンチに座ってひっそり本を読んでいても、何かしら声(売り子さん含む)をかけられる。
🔶②日常のエネルギー
日々、人や犬や車等が頻繁に行き交い、多くの野菜・果物等が売られ、活気が溢れている。なお、犬はやせ細っているが、人間と共生している。
🔶③貧困と環境衛生
汚れた衣服や裸足率も高く、児童を中心に物乞いが多い。洗濯物は地面等に直干しが大半。土埃や排気ガスが多く、ハエやダニ・ノミ、ネズミも多い。ゴミも散在し、収集の分別もなし。手を洗う習慣や意識が低く、汚いという感覚が薄い。所構わずツバを吐く。露店で売られている生肉や生魚も、長時間直射日光下かつ素手にて処理されるが、誰も気にしない。
🔶④インフラ状況
電化率が低く(平均15%程)、大半が炭や薪で調理し、故に山々の木も非常に少ない。道路状況は悪く、舗装道路も破損が多い。農村では未舗装が殆どで、雨季はひどい状況。鉄道は国内の殆どが廃線に。
🔶⑤携帯•ネット文化
携帯を多用し、マナーモードは非設定。初対面でも大半電話番号を聞かれる。会議中であっても、目の前の人より電話の相手を優先。携帯会社は、Telma、Orange、Airtelの3社。都市部では4G(マダガスカルではGoと表記)だが、地方や農村地帯は、3G以下や繋がらない所が多い。また、Facebookを利用している人が多く、主要なコミュニケーションツールの一つ。
🔶⑥結婚・育児等
結婚や出産年齢は低く、育児は皆で育て、女性は人目を憚らず授乳。汚れた道端等で幼児を遊ばせていても誰も気にしない。初対面で大抵、歳と結婚の有無を聞かれる。男性はアプローチが積極的な人が多い印象。
🔶⑦食文化
ご飯は大盛でおかずは少量。
お肉は、豚肉(イスラム教除く)、鶏肉、牛肉を食べる。南部では亀も食す。ごく少数だが、猫を食べる人もいる。道端の肉屋では、姿がそのままの処理をされた鶏が沢山吊るされている。
🔶⑧乗車率・交通マナー
バスも乗用車も、異様な程に詰め込む(4人乗りシートに5〜6人)。安全や快適性より効率や経済性。信号機は国内に一台もなく、譲る姿勢はあるが、運転は非常に荒い。なお、TOYOTA車が非常に多い。NISSAN、MITSUBISHI、SUZUKIの車も走っている。
🔶⑨労働と時間
詰め込んで働かない(日本の1日の仕事量がマダガスカルでは半月から1ヶ月くらいの感覚)。時間感覚も緩いかつ会議等の時間は非常に長く、タイムマネジメント無し。年齢に関係なく、女性の職の地位は高い傾向(省庁の高官は若手の女性が多い)
※時間感覚が緩いのはインフラの整備具合にも関係すると考えられる(その時の道の状況で到着時間が異なる等)
🔶⑩宗教
大半がキリスト教(プロテスタントよりカトリックの方が多い印象)で日曜礼拝に通う。イスラム教徒もいる。土着宗教はキリスト教に混合されている様子。
🔶その他
物価は安い(牛乳1ℓ日本約200円、マダガスカル約40円)
※現地通過1アリアリ=約0.03円
(🔼3/25母の誕生日に無事届いた、プチアレンジメント🌸)
#JICA#青年海外協力隊#海外協力隊#JOCV#2021年1次隊#マダガスカル#madagascar#madagasikara#アンチラベ#antsirabe#コミュニティ開発#草の根の活動#バイオガス#biogaz#協働#共創#感謝