最後のトレラン30km、完全迷子&無事完走〜🏃♀️
🌼6/4(日)Trail d'Ivohitra
暦は水無月🍃💫
任地アンチラベでは、乾季の冬になり、朝晩は白い息が出るように❄️
先日は、後輩隊員のなかやんにお誘いいただき、早朝からの久々のテニスで汗をかきつつ、
6月最初の日曜6/4は、マダガスカルで帰国前最後のトレイルマラソン大会となる、『Trail d'Ivohitra(イブヒチャ山トレイルマラソン)』に出場を🏃♀️
参加部門は、4•12•30kmの3つがある中で、30kmを☺️
なお、これまでの大会出場歴は、
🟠2022年4月 マンジャイ山トレイル(12km)
🟠2022年6月 イビティ山トレイル(30km)
🟠2023年4月 イビティ山トレイル(30km)
に出場しており、今回は、4回目かつ3種類目となる大会🏃♀️
(全て任地アンチラベの大会)
今回の舞台、イブヒチャ山は、家から徒歩20分ほどで、最も近場の山⛰
(🔼正面の山)
会場までの行き帰りも徒歩で行けるため、有難く☺️💓
事前に出場者数を聞けば、12kmは84名、30kmは何と20名🍀
そして、30km20名のうち、女性はたった4名とのこと…💡
その少なさに仰天😲
この大会は2回目の開催でもあり、かなりのローカルな大会なのだと認識を🌈
そして、迎えた当日の朝…☀️
30kmは朝6時半スタートなものの、時間を過ぎても、一向にスタートせず💨笑
聞けば、無料配布のコーヒーに入れる砂糖をスタッフが急いで近くに買いに行っているが、まだ戻ってこないため、待ってくれとのこと💡笑
会場の音響設備も、これからセットする様子🍀
(🔼30km女子出場者の4名集合)
マダガスカルらしいと思いつつ、約30分遅れの7時頃に、ようやくスタート^^💫
スタートするやいなや、皆飛ばして、気づけば前後には誰もおらず、、💨
まずは、大会名にもなっている、標高1,600mほどのイブヒチャ山を、一歩一歩駆け上がって🏃♀️
(🔼イブヒチャ山の道中、眼下には、朝霞で幻想的な光景が)
今回、唯一の頼みは、主催者が事前に付けてくださった、白いマーク💡
(🔼スタート前に主催者からマーク等の説明が)
(🔼スタート直後の白マーク)
足元に注意しつつ山を駆け降り、公大な農地や農村地帯に入ると、引き続き、白いマークを探して、ひた走り、、
民家の壁に書かれた分かりやすいものもあれば、地面のほぼ土の上に塗られ、足で踏まれ、消えかかっているものも、、
気分は、夜道に光る小石を探す、ヘンゼルとグレーテル…💫(もしくは、光るどんぐりを辿るトトロのめいちゃん^^笑)
道中の大きな分かれ道には、現地のボーイスカウトと思われる青年たちが誘導してくれて☺️🍀
何て有難い、、と感謝しつつ、それも束の間、12km部門コースとの分岐点を過ぎた先から、段々、白いマークが全く見えない(もしくはない)地点が多くなり出し…
(先頭ランナーが作ってくれたと見られる、木の枝と葉っぱで作って地面に置かれた矢印も出現したり、、笑)
(🔼12km部門コースとの分岐点にあったエイドステーションと音楽隊)
大きな分かれ道で、通行人もいない場合は勘で進み、自分を信じながらひたすら進み、ようやく白マークを見つけた時は、一安心☺️🍀
(🔼えぐれた凸凹道)
(🔼忍者気分で進む岩の道)
(🔼度々コース上で対面した、収穫した様々な野菜を運ぶ農家の方々^^)
(🔼子どもたちがプレー中の、サッカーコートの間がコース(茶色の細い道)に笑)
道中、畦道などで完全に道を見失った際は、川で洗濯途中の方々などが教えてくださって🙇♀️✨
分かれ道で呆然と立ち止まっていると、その様子を見て、遠くから、大きな声で指を差して教えてくれる方々も、、🙏🍀
そんなことを何度も繰り返しつつ、
二つ目のエイドステーションにも、無事到着💓
その後、さらにゆっくりひた走ると、、
目の前に、立ちはだかる山が⛰
トレラン名のイブヒチャ山が一番高い山かと思いきや、どうやら違うよう、、笑
(🔼おにぎりのような雲に向かって登った岩の山)
そして、ひたすら登り続け、ようやくたどり着いた山の頂上💫
高度計を見ると、イブヒチャ山より300mも高い、標高1,900m弱😲
眼下に見渡す段々畑や農村地帯の景色が、長閑で美しく☺️💓
そんな山間にも集落やポツンと単独の家もあり、よくこんな場所で暮らしているなとその逞しさにも感心も、、🍀
そして、ここからの下りが、カオスの世界となりました、、🌈笑
山頂を下り始めた矢先、白マークがなくなり、また完全に道が分からなくなり、、
山に木々はなく、視界はいいものの、えぐれた土の道はたくさんあり、どこをどう通ってよいか、、
(選んだ道によって、下界にたどり着く場所も異なってきます)
それを遠くから見ていた子ども3人が、大声で指示しながら近寄ってきて、先頭を走って誘導してくれました、、🍀
あまりに白マークが出てこないので、もしかしたら、間違ったコースを適当に誘導されているのではとも思い始めた矢先、なんとか無事、白マークを発見☺️
(お金も要求されず🌈)
その後、さらに山を下っていくと、深いえぐれた谷の地点に、40人くらいの村人たちが佇んでおり、行手を塞いで、、笑
道はどこ?と聞くと、えぐれた深い谷の下だと、言う人も、、
さすがにそれはないと思って聞き返すと、ようやく、道を開けて、えぐれた谷の上の脇道を教えて、通してくれました笑
その直後、20人以上の子どもたちが、一斉に、私の周囲を取り囲んで、もの凄いはしゃぎ声と共に、並走し始めて💦
並走はすぐ終わるかと思いきや、平地の田畑に出るまで(出た後もしばらく)、ずーっとついてきて、、💨
この子たちは、この山をまた登って戻ることになるのに、、と思う傍ら、そんなことは全く気にしない様子で、大興奮でついてくる子どもたち、、
子どもたちはあまりに興奮しすぎて、走りながらお金を要求してきたり、木の枝で足を叩いてきた子もいたため、途中で足を止めて、しっかりそれはダメだと伝える場面も、、
ようやく、嵐のようなカオスの世界が過ぎ去って、ほっと一安心…🌈笑
と、思ったのも束の間…🍀
ここから、真の迷子の世界に💫笑
少し前まで、何とか確認できていた白マークが、ある時から、行けども行けども、全く見えなくなり、、
通行人の村人に聞いてみても、他のランナーを見かけたことはないとのこと、、
幸い、麓にスタート•ゴール会場があるイブヒチャ山が目視できていたので、割り切って、それに向かって進むことに💨
スタートして、約5時半…🏃♀️
カオスや迷子の世界に入りつつ、何とか無事、ゴール💓
(制限時間は8時間)
会場に着けば、既に4kmや12km部門の表彰式も始まっていて🍀
(12kmに出場していたアンチラベ隊員のゆっきーさんと大ちゃんも無事ゴールしていました☺️)
30kmの表彰になると、出場女子は4名だけのため、全員前に呼んでいただいて🌈
順位を聞くと、私は女子で4位💡
とある一人の女子選手は、スタート直後から私のかなり後ろを走っており、一度も抜かされていなかったため、恐らく私は、迷子の際に相当コースを外れてしまったのではと推察を、、笑
何はともあれ、無事にゴールし、色んなことも含め、存分に楽しめたことに、心より感謝を☺️🙇♀️💓
(🔼感想記念の木彫りメダル)
冒険&珍道中エピソード盛りだくさんの、マダガスカルで走る最後のトレイルマラソン大会となりました🥰
なお、その日はちょうど、マダガスカルの"母の日"💐(日にちは毎年変わるそうです^^)
完走後の夜は、私のマダガスカルのお母さんでもある、イレーナ宅に招いていただき、手作り料理とケーキをいただき、ほっこり☺️💓
🔽その他備忘録🍃✍️
マダガスカルの協力隊員も新たに3名が加わり、再び、総勢29名となりました🍀
(🔼5/31首都での総会にて、全員集合)
そんな中、乾季に入ったと同時に、家では、ネズミが大量発生笑
ゴキブリホイホイならぬネズミホイホイには、首都での総会が終わって家に戻ると、やはり野ネズミが張り付いており💡
(🔼かなり強力なネズミ専用粘着シート)
その日の夜は、大ネズミが、天井裏でバタバタ運動会💨
そのうちに、部屋の中にまで入って来て💦
そしてついに、、
初めて、寝ている最中のベットの上にまで、、笑
夜中に何度、悲鳴をあげたことか、、笑
総会時に、ネズミと心身の安全問題のワークがあったばかりで、なんとタイムリー笑
即大家さんにも連絡し、翌日、固形の毒剤と粘着シートを室内に沢山セット🌈
日本の普段の生活ではできない、スリリングな経験もさせていただいて😌🍀
喜べば
喜びごとが喜んで
喜び連れて喜びに来る🍃💫
沢山のあふれる恵みと学び
素晴らしい時間やご縁に
心より感謝いたします☺️💓
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