先輩隊員からのバトンと初泥炭づくり✨
アンチラベに来て、1ヶ月と1週間ちょっと🍃✨
暦も、年の瀬近づく師走に🗓💓
当初は、一人でできるのかと思っていた、家賃と水道光熱費の口座自動引き落としの手続きも、銀行窓口にて無事完了✨
🌸12/2 農村"マナンドゥーナ"へ初訪問
赴任当初は、とても静かだと思っていた、配属先事務所。
それが、日々通う中、意外と人の出入りが多いことが判明☺️🌈
本日は、アンチラベII郡の農村の方々が、一気に事務所の担当部屋へ👟
そんな中、初めてお目にかかる、椅子に座った一人の男性の方(上写真左)🍃
聞けば、この方は、農村アンツアンタニーの農業普及員ポーリンさん☺️
初代のコミュニティ開発の隊員の時から携わり、改良カマドや泥炭作りにも長けている方とのこと✨
早速、訪問の約束をし、改良カマドと泥炭を一緒に作らせていただくことに✨
(マダガスカルでは、調理で火を焚く際には、七輪やカマドで薪や炭を燃料に使う家が殆ど。そのため、原料である木を伐採し採取し続ける必要があり、森林破壊が進んでいます。"改良カマド"は熱伝導の効率がよく、薪や炭の消費が抑えられ、"泥炭"は、農村にある材料で作れる着火剤で、炭が不要となります。農家さんにとっても高価な薪や炭の消費量が抑えられ、改良カマドと泥炭は、家計にも環境にも優しいアイテム✨。普及していると思いきや、まだまだな様子🤔)
(🔼泥炭)
12/2 迎えた訪問の朝☀️
迎えに来てくだったポーリンさんは、かなり遠方にからにも関わらず、時間きっちりに☺️
(マダガスカルに住んで思う事は、日本のように、時間を守る方はしっかり守るということ^^)
ご自宅につくと、組織の長の方々も3名ほど待つ中で、お話しの後、早速カマド作りを🌈
少々驚いたことに、カマドは材料は同じものの、前回配属先で習ったもの(ブログ11/24記載)とは、大きさも作り方も異なるもの。
今回のものは、かなり大きく重く(女性では一人で持ち上げるのは難しいくらい)、作るのにもコツがいるため、先日の方が、より簡単に誰でも作れるよう、より改良されたものと解釈を☺️
改良カマドが完成(乾くのに12日ほど)すると、しっかり石鹸で手を洗って、
(皆さん手洗いの意識が高いよう☺️)
訪問約束時に聞かれて答えていた、私の好きなマダガスカル料理、"ラビトゥトゥ"(細かくしたキャッサバの葉と豚肉を混ぜたもの)をいただくことに☺️🌈
(🔼左上が台所スペース)
食後は、ポーリンさんが昔の写真を持ち出して、"思い出ぽろぽろ"を🥰
嬉しそうに語る姿を見て、先輩隊員さんたちとの数々の写真も見せてくださり、素晴らしい時間と素敵な関係性を築かれていたのだなと☺️💓
私もそのバトンを僅かでも受け取って、繋げられたらなと☺️🌈
なお、写真の中で、マダガスカルでの大切な文化に触れるものも🍃
それは、農村地帯での、埋葬やお葬式。
マダガスカルの伝統では、亡くなった際は、遺体を布で巻いて埋葬し、約10年程経って、掘り起こして新しい布で巻き直す風習があるそう。その際は、お祭りのように担いで回るよう🌿
聞いてはいたものの、ポーリンさんのご両親もそうされている事を教えていただき、マダガスカルの文化や風習にも、少しふれることができました☺️
初農村訪問の締めくくりは、泥炭作り🍡
これは、改良カマドよりも、かなり簡単🌈
材料を混ぜ合わせて丸めるだけ。
10日ほど乾かせば、コンクリートの上に落としても割れない頑丈なものに☺️
なお、混ぜ合わせる材料は、
🌸①フンプチャ(という名前の土)を粉砕したもの
🌸②タイウンビ(牛糞)を粉砕したもの
🌸③ブブカシャルボ(炭の粉)を更に振るったもの
🌸④タニマンガ(粘土土)を粉砕したもの
🌸水
混ぜ合わせる量は、
①:②:③:④=2:2:1:0,5
上記の量で混ぜ合わせた後、水を適量加えてさらに混ぜ、後は幼い頃よく作った、泥団子と同じ。
ギュッと握って丸く固く☺️
30分もしないうちに、あっという間に完成✨
今後は、私から村のこどもたちに体育や音楽も可能なら教えてほしいと、ポーリンかんからリクエストもいただきながら、お別れを☺️🌈
帰り際、5人のお子さんがいるポーリンさんに、4人は既に独立して農村を離れている事を聞き、寂しくないか聞くと、私の方がアンチラベに一人で寂しいでしょと笑
そういえば、一人だったと思い出しつつ、そんな気遣いをしてくださるポーリンさんの優しさにほっこり🥰
たくさんの溢れる恵みと、
素晴らしい貴重な時間やご縁に、
心より感謝します☺️💓
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