怒涛の訪問&かまど作り講習、初参加✨
11月は4週目🌈
新たな農村2ヶ所訪問と、PAPRIZ(JICAの米生産性向上プロジェクト)&改良かまど作りの講習会参加へ☺️🍃✨
🌸11/23
農村訪問のチャンスは、突然に…💫🍃🌈
もともと、先週の農業普及員会議でアポを取った、
初農村"マナンドゥーナ"への訪問の日。
場所も分からないため、早朝迎えに来てくださるのを事務所で待っていましたが、待てど暮らせど一向に来ず、、💦
(前日にはお願いや確認メールを送信済み)
すると、そこへひょっこり、
アンチラベII郡の中ではかなり近場の
"アンタニマンディ"に住む農家さんが部屋の中へ👩🌾
同室にいた同僚の方からの勧めで、
急遽、その方の農村に初訪問する事に…💫
その村へは片道7km程🐾
案内してくれたのは、温厚で優しい二児のパパ、フディさん☺️
"落ちないように気を付けて"と言われつつ、
村へのショートカットの細い畦道をテクテクと👟
道中の会話では、年齢の話も🍃笑
歳をストレートに聞いてくるのはよくあるものの、生まれ年を聞いてきた、初めてのパターン🌈笑
(フディさんがまず、フランス語にて、生まれ年を公表。最初何の話かよく分からず笑)
なんと、誕生日も近く、12月14日と私より2日だけ遅いことが判明✨
"2日だけ弟だね"、とのこと☺️笑
(ちなみに、お誕生日会は、なぜか先日既に開いたらしい🎁)
長閑な田畑が一面に広がり、
共通点の発見と共に嬉しく清々しい気持ちになりつつ、その他トウモロコシを荒らす虫や、
稲作の状況のお話も🌾
今年は今の雨季の時期に雨が少なく、田植えができない、または稲が死んでしまっているとのこと…( ; ; )
42k㎡の広さという、農村アンタニマンディの中心部に着くと、まず、民家の小さな飲食店へ🏡
何と、"ファンタ"をご馳走していただきました🍹✨
続いて、どの農村でも必ず訪問する役場の市長(村長)さんのところへご挨拶へ行った後、
秘書?の女性の方も同行し、耕作中の農地や、
(🔼トウモロコシの種植え)
農家さんのお庭の家畜拝見や、
同行してくださった女性の方のご自宅で行っている、石加工の見学、
その他、装飾が美しいカトリックの教会、
(🔼宗教は何か、現地の方々からよく聞かれます^^日本は八百万の神がいて、私は多神教ですと答えてます🌿)
学校にも案内していただいて🌈
2つあるうちの、まず近い方の学校を伺い、窓越しに挨拶すると、悲鳴にも似た、今まで聞いたことのないくらいの、大歓声が😲
本当に元気で可愛く、エネルギーをたくさんいただきました🥰
(要請内容には書かれてませんが、大きく"農村地帯の中"ということで、学校でも何か活動できたらお互いにとっても善く、楽しいだろうな🌈と^^)
もう一方の学校はおとなしめ☺️💓
(🔼この村の学校には、4〜19才が通っているとのこと☺️。学校の設備が壊れている所が多いとこぼしておりました😢)
アンタニマンディの村は、人や村の雰囲気が飛び抜けて穏やかでまとまりがあり、また来て色々と交流や、何かお役に立ちたいと強く思った場所にもなりました☺️🌈
そして、帰り際に有難く、農村の食堂でランチをご馳走していただいていた時のこと、、
急に着信が、、📲
電話に出ると、もともと予定していた、農村マナンドゥーナの農業普及員さんから😲
朝から農村で待っていたけど来なかったため、
今、配属先の事務所に迎えに来たから、事務所で待っているとのこと!
急遽、急いで配属先DRAEの事務所へ💦
事務所につくやいなや、一緒に農村"マナンドゥーナ"へ🍃
所変われば、同じ農村でも、全く異なる雰囲気😲
着くと、やはり市長さん等々へのご挨拶。
道中、テントの中に積まれた麻袋が気になったので、聞いてみると、何と、"コロナの薬"とのこと😲
(何かの植物の葉を細かくしたようなもの🌿効くのでしょうか🤔笑)
その後、集会所に案内されると、、
そこには、総勢20名ほどの女性陣が😲
いきなり壇上席に案内され、自己紹介と会話を🍃
"何の専門?"や、"活動の目的は?"的なちょっと答えるのに窮する質問や、"日本の農村はどんなところ?"などの質問も次々…💫☺️🌈
私の職種である"コミュニティ開発"は、
学校教育のように、「活動場所は学校、対象は生徒、内容は数学」等々明確ではなく、活動地は"農村地帯"のみ💡
これまでの経歴からも、農業技術や秀でた専門性も特段持ち合わせておらず、コミュニティ開発の協力隊としての意義・在り方や、活動内容を考える有難い質問に☺️🍃
(とりあえず、まずは皆さんの生活を知るのと、日本とマダガスカルの文化の交流をしたいと言っておきました🌈笑)
なお、やはり年齢を聞いてきたので、いつも通り正直に答えると、皆一斉に驚きの声が😲(有難くもっと若いと思ってくれていたよう💦)
初対面で少々緊張感のあった雰囲気が、一気に緩み、打ち解けた瞬間でした💓
中には、私と同じ!と子持ちのお母さんが声をかけてくれて、お互い笑顔に☺️✨
日本では、マダガスカルに比べて結婚も出産も遅い事や、産む子供の数も少ない風潮であることを伝えると、へーなるほど〜!とみんな頷いて納得した様子🍀笑
テクノロジーが発達しているからかな、といったような声も聞こえたり😲
最後は、持っていたPCにて、日本料理や農村、観光地の写真や動画を見せて、日本文化のプチ紹介を☺️🌈
(🔼日本とマダガスカルの農村の違いについて、皆さん興味津々🌈)
また来るねと行ってお別れして帰宅し、
急転直下で濃い、怒涛の一日となりました☺️💓
🌸11/24
改良かまどづくり講習会も突然に…🍃✨
翌朝、いつものように配属先に行き事務所にいると、9時過ぎに突然、カウンターパートさんから、今から講習会が始まるから一緒に外に出ようと😲
行けば、敷地内に、アンチラベII郡の農民の方々30名以上が集結を!
そして、何かと思えば、JICAの米生産性向上プロジェクト"PAPRIZ(パプリ)"の一環で、農業技術の講習会が今から開かれるそう💡
何やら、稲ではなく植林の方法?らしく、今一趣旨は分からなかったものの、現地の技術者の方の口頭と実技指導のもと、皆さん熱心に聞き入って✍️✨
ようやく終わりかと思えば、1時間くらい木陰でのんびりした後、今から"改良カマドづくり講習会"をやるとのこと😲
(はっきり時間が決まっていない、"マダガスカル時間"?←現地の方でもそう呼ぶ方も☺️)
私の要請内容にも書いてある、JICAボランティアの方が生み出したという、熱伝導や効率もよく、薪の量も大幅に削減できる"改良カマド"。
要請内容に書かれているにも関わらず、作ったことは一度もなく、作り方も何となくしか分かっておらず💦
(訓練中にそういった技術的な訓練もすると思っていましたが、要請内容に書かれている内容の実地研修は一度もなし。現地で自ら機会を見つけて学ぶ事からスタート笑🌈)
歴代のボランティアの方々も、皆最初は、現地で、既に作れる農民の方や、先輩隊員(今はコロナでおらず)の方から教わって広めていたとのことで、その手始めとして、思いがけず有難い機会を🥰
それにしても、何と急なこと…笑
(いつもながら、事前の情報共有は一切なし、、💦笑)
そしてようやく始まった、
お昼をまたぐ改良かまど作り講習。
作り方は、材料さえ集められれば、大きく言えば、至ってシンプル🌈✨
用意する土は、
🌸タニマンガ(粘り気のある粘土土)
🌸タニメナ(サラサラした赤土)
🌸ラベンナ(石灰また炭の粉)
その他、
藁、料理鍋、ジョウロ(お水)、30cm程の木の棒2本、レンガか岩一つ
1.タニマンガと言われる粘土土をよくこねる
2.タニメナと言われる赤土をその上にかけ、
3.さらにラベンナと言われる石灰もその上に
4.さらに、藁も上へ
5.①〜④を混ぜた後、水を適量かけてよくこねる
6.15cmの長さ程の円柱を沢山つくる
7.⑥をお鍋の周りに張り付けていく(1段目)
※手前は薪をくべる部分になるため、囲わず
8.レンガを置きその上にお鍋を置いて同様に⑦(2段目)
9.棒2本を作成者から向かって奥に逆ハの字に埋め込む(通気口作り。完成時に抜く)
10.内側3ヶ所に、お鍋を置く脚をつける(短めの円柱3つを縦にして内側に張りつける)
11.お鍋を2段目の上に置き、最後の3段目づくり。
12.最後に、水も適量に使いながら丁寧に整形して、完成✨
(後は、ひび割れに留意しながらも、乾くまで数日そのままに)
現地の手慣れたプロの方がやると、ものの30分😲
何と手早く、出来上がりも美しいこと✨
今後、自分でも作ろう!作らねば!と🤔
(そのためには、まずは、材料集めなどの現地の協力者の方を見つけなければ☺️🌈)
たくさんの溢れる恵みと、
素晴らしい貴重な時間やご縁に、心より感謝します☺️💓
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